『大日本理髪師名鑑』という理容師の名簿が大正2年に発行されています。この名簿には、日本内外の1万5千人を超す理髪師が掲載されています。
2021-10-31
2021-10-03
2021-09-29
王朝絵巻のすぐ隣で悲惨な庶民の生活
【余談】
平安時代というと、清少納言や紫式部が描く王朝絵巻を思い浮かべる人が多いと思う。優雅で、きらびやかな世界も確かにあったのだろうと思います。しかし、きらびやかな王朝絵巻のなかで生活した人はごく一部の人たちでしかありません。
2021-09-18
2021-09-10
2021-08-25
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歌舞伎『髪結新三』の元ネタ事件と髪結の描かれ方
古典に登場する髪結といえば、式亭三馬の『浮世床』に登場する鬢五郎と、通称『髪結新三』(正式題名『梅雨小袖昔八丈』/河竹黙阿弥)の髪結新三がよく知られています。

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明治維新を機に、日本のファッションの洋風化がすすみました。男子の洋風化は足元からはじまり、頭は最後に丁髷頭からザンギリ頭へと変わったといわれています。いまに残る坂本龍馬の写真をみても、わかります。
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鳥浜貝塚(福井県)から出土した漆塗りの櫛(写真)が、日本では最古の櫛です。それまでは山内丸山遺跡(青森県)から出土した櫛が最古とされていて、以前別の媒体で紹介したことがあります。新しい発見とともに歴史は変わるものです。