社会は刻々、変わり、価値観は時代を常に反映し、人々の生活様式は変わる。時代とともに変わりゆく髪風俗、髪文化に関する様々なお話です。
『武江年表』(斎藤月岑)嘉永6年(1853年)10月15日の記述に
「本所にて夜鷹40余人召捕られ入牢。是時、市中の女髪結も召捕へられしといふ。」
という一文があります。
江戸後期に版行された『嬉遊笑覧』(喜多村信節、文政13年/1830年)には、髪結についての記述があります。