社会は刻々、変わり、価値観は時代を常に反映し、人々の生活様式は変わる。時代とともに変わりゆく髪風俗、髪文化に関する様々なお話です。
昭和の時代の高校野球は、丸刈りにした生徒ばかりでしたが、令和のいまは長髪の生徒が多い。丸刈りを指導している野球部顧問もいるが、自由でいいとしている顧問が増えたようです。
蘇我馬子が物部守屋を攻めたとき(587年)、曽我軍に参加した厩戸皇子(聖徳太子)は「ひさごはなの髪」をして味方を鼓舞した、という話が『日本書紀』にあります。