社会は刻々、変わり、価値観は時代を常に反映し、人々の生活様式は変わる。時代とともに変わりゆく髪風俗、髪文化に関する様々なお話です。
「元禄中、髪切はやる」のタイトルで、『武江年表』(斎藤月岑、今井金吾校訂、ちくま学芸文庫)の一文について、髪切りの意味が不明、という趣旨で紹介しました。
いまネイルアートは、爪というごく狭い世界の芸術作品ともいえる存在です。その技法、器具、用剤も日々進歩し、次々と新しく意匠を凝らした作品が誕生しています。