髪・体毛・髪結・理容・美容などにまつわる、さまざまなお話です。
明治維新の三傑の一人、木戸孝允が桂小五郎と名乗っていた幕末のころ、京の芸妓・幾松との命がけの冒険譚、波乱に満ちた恋愛譚はいろいろな書物に紹介されていますが、ここでは明治になり正妻となった木戸松子さんの髪を結った女髪結・おたきさんの話。
「ヒゲを剃る」ことを「ヒゲを当たる」ともいいます。