2022-08-28

小枕 17世紀後半には使われていた

 金紙七髷結(きんがみはねもとゆい)より

『好色一代女』のこの章では髪がテーマになっています。

御梳(おかんあげ)として、さる屋敷に奉公に上がった一代女ですが、奉公先の夫人は髪の毛が少なく、このことを言外するなと誓約させられ、さらには豊かなの髪の一代女を嫉んで無理をいってきます。

2022-08-18

2022-08-11

下島田(さげしまだ)、惣釣り(そうづり)は不明の日本髪

 金紙七髷結(きんがみはねもとゆい)より

…我れ、いつとなく、人の形振り(なりふり)を見ならひ。当世の下島田(さげしまだ)、惣釣り(そうづり)といふ事を結い出し(いだし)。去る御かたへ、御梳(おかんあげ)に、みやづかひを、つかまつりける。…

2022-08-10

金紙七髷結(きんがみはねもとゆい)

 『好色一代女』は、嵯峨の「好色庵」に住む老女(一代女)の懺悔録ともいえます。

お金の隠し場所に丸髷

 江戸城の無血開城は、明治維新史のなかでも有名なできごとです。彰義隊などの反乱はあったものの大きな混乱はなく、新時代を迎えることができた、維新史の偉業の一つとして語られることが多い。