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2021-09-29

王朝絵巻のすぐ隣で悲惨な庶民の生活

 【余談】

平安時代というと、清少納言や紫式部が描く王朝絵巻を思い浮かべる人が多いと思う。優雅で、きらびやかな世界も確かにあったのだろうと思います。しかし、きらびやかな王朝絵巻のなかで生活した人はごく一部の人たちでしかありません。

薙髪(ちはつ)

 「薙髪」は「ちはつ」といいます。『広辞苑』に掲載されている言葉ですが、令和のいま使う人は一部の僧侶ぐらいで、一般の人はまず使いません。