2022-06-05

髪結床のさまざまな客

 髪結床には、これから岡場所に出かけようとする客や暇つぶしの客、そして集会所として寄り集まってくる客など、さまざまな客がやってきます。ここでは、それ以外の川柳に詠まれた客を紹介します。

2022-06-03

髪結床の大暖簾

 髪結床というと大暖簾と障子で、その存在をアピールしました。障子をあけて入ると土間に板の間があり、そこで髪結の仕事をします。

髪結床は町内の会所

 髪結床に集う客は、女好きな客ばかりではありません。

2022-05-30

若い女は避ける髪結床

 髪結床に集うのは、女好きの独身者が多い。髪結床の前を通る若い女性にちょっかいを出すこともしばしばあり、髪結床は若い女性にとって鬼門だったようです。

2022-05-29

髪結床に集う客たち

 江戸の髪結床はどんな風景だったのでしょうか?

式亭馬亭の『浮世床』をはじめ、当時の書物にしばしば登場しますが、ここでは江戸川柳に見る、髪結床を紹介します。時代としては江戸時代なかごろの宝暦から寛政ごろにかけての風景になります。

2022-05-09

辮髪と丁髷の共通点

 辮髪と丁髷は、スタイルはまったく違いますが、頭を剃るという共通点があります。

2022-05-07

女髪結は幕末、明治、大正、昭和初期に活躍

 『ビゴーが見た明治職業事情』(講談社学術文庫)には、江戸時代には禁止され明治になって公許された女髪結の仕事風景が載っています。

営業か否か、それが問題──理美容と法律の線引き

 前回ご紹介した、理容師法、興行場法、旅館業法、公衆浴場法、クリーニング業法、美容師法の6つの法律。これらはまとめて「営業六法」または「生衛六法」と呼ばれていますが、実は「営業六法」が元々の呼び名で、「生衛六法」は比較的新しい表現です。