徳川将軍の髪は、将軍に近侍する御小姓が整えており、「御髪番(おぐしばん)」と呼ばれていました。将軍に刃物を当てるという重要な役目だけに、大変緊張したことでしょう。
2025-06-07
2025-05-20
2025-05-16
江戸時代の髪結賃 『浮世床』に見る髪結賃と町との関係
式亭三馬が描いた『浮世床』では、髪結の料金が「32文」と記されています。これは、19世紀初頭の日本橋界隈にあった髪結床の実際の相場だったと考えられます。
2025-05-11
2025-05-08
2025-05-05
2025-05-01
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髪結床と商人の駆け引き | 『浮世床』鬢五郎ばなし
令和の現在、理美容サロン業界の流通はインターネットが主流になりつつあります。しかし、ひと昔前まではディーラーの営業担当者が一軒一軒の理美容室に出向き、注文を受けて回るのが一般的でした。こうした光景はいまでも一部に残っていますが、徐々に過去のものとなりつつあります。

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明治維新を機に、日本のファッションの洋風化がすすみました。男子の洋風化は足元からはじまり、頭は最後に丁髷頭からザンギリ頭へと変わったといわれています。いまに残る坂本龍馬の写真をみても、わかります。
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鳥浜貝塚(福井県)から出土した漆塗りの櫛(写真)が、日本では最古の櫛です。それまでは山内丸山遺跡(青森県)から出土した櫛が最古とされていて、以前別の媒体で紹介したことがあります。新しい発見とともに歴史は変わるものです。