パーマネント小史 3
戦後、電髪が復活します。
パーマネント小史 1
戦前のパーマネントは電髪と呼ぶことが多い。ホウ砂を加熱して永続性のあるウエーブやカールを形成する技術をパーマネントと称していましたが、戦時下の昭和15年に敵性語であるとして、パーマネントに代わり登場したのが電髪です。
いわゆる断髪令が出されたのは明治4年(1871)8月のことです。断髪令を受けて、髪を切った女性がいたのが、当時の新聞などからわかります。そして、ちょっとした混乱が起こったようです。
『讀賣新聞』(2025年7月16日・東京本社版)の「編集手帳」にて、焼失を免れた「戦時版よみうり」がデジタル化によって復活したことが紹介され、あわせて読者投稿欄の一部が引用されていました。