理髪業が初めて公的な規制を受けたのは、明治32年に京都府で出された理髪営業取締規則といわれてます。京都府では明治29年に府令で理髪組合の結成をうながしていて、その流れでの取締規則になったと推測します。
2022-10-08
2022-09-29
2022-09-18
2022-08-28
小枕 17世紀後半には使われていた
金紙七髷結(きんがみはねもとゆい)より
『好色一代女』のこの章では髪がテーマになっています。
御梳(おかんあげ)として、さる屋敷に奉公に上がった一代女ですが、奉公先の夫人は髪の毛が少なく、このことを言外するなと誓約させられ、さらには豊かなの髪の一代女を嫉んで無理をいってきます。
2022-08-18
2022-08-11
下島田(さげしまだ)、惣釣り(そうづり)は不明の日本髪
金紙七髷結(きんがみはねもとゆい)より
…我れ、いつとなく、人の形振り(なりふり)を見ならひ。当世の下島田(さげしまだ)、惣釣り(そうづり)といふ事を結い出し(いだし)。去る御かたへ、御梳(おかんあげ)に、みやづかひを、つかまつりける。…
2022-08-10
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「篦頭舗」は髪結床、「篦頭」は丁髷
「篦頭舗」は髪結床、「篦頭」は丁髷を意味します。
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明治維新を機に、日本のファッションの洋風化がすすみました。男子の洋風化は足元からはじまり、頭は最後に丁髷頭からザンギリ頭へと変わったといわれています。いまに残る坂本龍馬の写真をみても、わかります。
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鳥浜貝塚(福井県)から出土した漆塗りの櫛(写真)が、日本では最古の櫛です。それまでは山内丸山遺跡(青森県)から出土した櫛が最古とされていて、以前別の媒体で紹介したことがあります。新しい発見とともに歴史は変わるものです。