2022-05-04

刈込料8銭は、いまなら4800円ほど

 『ビゴーが見た明治職業事情』(講談社学術文庫)「床屋(洋式理髪店)」で、著者の清水勲さんは、『東京日日新聞』(明治15年3月25日号)を引用して、東京府の理髪の料金を紹介しています。

2022-04-24

シャンプーは明治15,6年にはない

 『髪結床から理髪所になっても、変わらぬ浮世床』に掲載したイラストは、明治15年に来日し、風刺画を描いたジョルジュ・フェルディナン・ビゴーの作品です。

2022-04-17

かもじの語源は、宮中の女房詞

 和髪はかもじを利用することが多いですが、かもじという言葉は、もともとは宮中の女房詞で、髪の「か」と接尾語の「もじ」から構成されています。

2022-04-12

髪結床から理髪所になっても、変わらぬ浮世床

 男性の髪文化は、江戸時代の髷から明治になって断髪へと大転換しました。断髪は文明開化の象徴の一つとして、よく取り上げられます。

2022-04-09

2022-04-05

「柴垣理容院」と麻布「吉床」、どちらが最古?

 『読売新聞』神奈川版(2022年4月2日付)に日本最古の理髪店として、横浜市中区初音町の「柴垣理容院」が紹介されていました。

2022-03-21

篠田鉱造さんの百話シリーズ

 篠田鉱造さん(1871-1965)の著作には、『幕末百話』『明治百話』『幕末明治女百話』『銀座百話』など一連の百話シリーズがあります。

「戦時版よみうり」に見る昭和女性の美意識とおしゃれ

 『讀賣新聞』(2025年7月16日・東京本社版)の「編集手帳」にて、焼失を免れた「戦時版よみうり」がデジタル化によって復活したことが紹介され、あわせて読者投稿欄の一部が引用されていました。