前回掲載した『一銭職分由緒書』(一銭職由緒書ともいう)の最後に下の一文があります。
2023-12-04
2023-11-30
一銭職由緒書
『一銭職分由緒書』(一銭職由緒書ともいう)は、理美容業の祖といわれる藤原采女亮政之(ふじわらうねめのすけまさゆき)が鎌倉時代に髪結職(一銭職)をはじめた経緯から、戦国時代になって采女亮から17代目の北小路藤七郎が武田軍から敗走する徳川家康が天竜川を渡る手助けをし、褒美として銀銭一銭を賜り一銭職と呼ばれるようになった経緯を記した書です。
2023-11-22
三河奴の髷
明治の文筆家、塚原渋柿園の講演録である『幕末の江戸風俗』(岩波文庫)によると、徳川幕府の武士は幕末は講武所風の髷が流行ったことが再三記されていますが、開幕当初は三河奴の髷が流行ったと言っています。
2023-11-13
2023-10-24
2023-10-22
2023-10-06
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「篦頭舗」は髪結床、「篦頭」は丁髷
「篦頭舗」は髪結床、「篦頭」は丁髷を意味します。
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明治維新を機に、日本のファッションの洋風化がすすみました。男子の洋風化は足元からはじまり、頭は最後に丁髷頭からザンギリ頭へと変わったといわれています。いまに残る坂本龍馬の写真をみても、わかります。
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鳥浜貝塚(福井県)から出土した漆塗りの櫛(写真)が、日本では最古の櫛です。それまでは山内丸山遺跡(青森県)から出土した櫛が最古とされていて、以前別の媒体で紹介したことがあります。新しい発見とともに歴史は変わるものです。