2022-06-07

廻り髪結は上総出が多い

 江戸の髪結は、一町一株による内床のほかに、橋詰広小路など繁華な場所に仮設の床をはって髪を結う出床、得意先を尋ね歩く廻り髪結の三つがありました。

2022-06-06

しくじる髪結

 髪結床の客がさまざまなら、髪結もさまざまです。いまのように資格が必要ではない時代、同じ髪結の親方でも玉石混交だったようで、仕事にしくじる髪結を詠んだ川柳があります。

髪が乱れた髪結は、紺屋の白袴

 「紺屋の白袴」の髪結版川柳があります。意味は、自分の髪をかまっていられないほど髪結仕事が忙しい。繁盛している髪結を詠んだものです。

2022-06-05

髪結床に関わるお話

 髪結床に関わる川柳話です。

髪結床のさまざまな客

 髪結床には、これから岡場所に出かけようとする客や暇つぶしの客、そして集会所として寄り集まってくる客など、さまざまな客がやってきます。ここでは、それ以外の川柳に詠まれた客を紹介します。

2022-06-03

髪結床の大暖簾

 髪結床というと大暖簾と障子で、その存在をアピールしました。障子をあけて入ると土間に板の間があり、そこで髪結の仕事をします。

髪結床は町内の会所

 髪結床に集う客は、女好きな客ばかりではありません。

ヒゲを当たる

 「ヒゲを剃る」ことを「ヒゲを当たる」ともいいます。